【睡眠薬/鎮痛薬】
主成分 | バルビタール(barbital)、ブロムワレリル尿素、アンチピリン類、クロルブロマジン、抱水クロラール(chloral hydrote)など |
投与方法 | 経口投与 |
効果 | アルコールのそれに似ている。多幸、陶酔感を生ずる。本来は不眠・不安・疼痛等を抑えるものである。 |
耐性・依存 | 耐性を生じる。身体的依存性/精神的依存性ともに生じる。反復使用しているうちに依存が生ずることが多い。睡眠剤の中毒症状は薬物中毒の中でも最も重い。殆どアルコール中毒と似ているが、高度の場合は半昏睡状態、呼吸抑制、ショックを示すことがあり、時に死に至る。人格破壊も著しい。鎮痛剤・精神安定剤も程度はより軽いが、大量連用すれば同様の症状を発する。 |
備考 | バルビタールはジエチル−バルビツール酸(barbiturates)で、無臭の白色結晶。使用には「麻薬及び向精神薬取締法」の制約を受ける。 |