【ショウブ(acorus calamus)】
主成分 | 根と茎からアサロンとその立体異性体ベータ・アサロンが得られるが、それが催幻覚作用の成分であるかどうかは不明。 |
投与方法 | 経口投与(根茎を煎じる。或いは繊維を取り除き乾燥したものを噛む)。または乾燥粉末を鼻孔吸入。 |
効果 | 興奮状態となり、さらには幻覚を齎す。 |
備考 | サトイモ科の多年草で単子葉植物。 つるぎ状をしていて、地下茎から2列に抱き合って直立する。 花茎は葉より短く、1個の太い淡黄緑色の穂状花序をだす。 日本各地の池沼や水辺に見られ、ショウブ湯などで親しまれてきたもの。 葉は50〜80cm。 花期は五月〜八月。 全体に香気がある。 穂には1枚の葉状の包がある。 日本各地で見られ、シベリア・東アジア・中国等に分布。 |