幻覚発動薬 Hallucinogens


【ガマの油】

主成分 ブホテニン
投与方法 喫煙による投与
効果 酩酊・幻覚症状
備考 ガマの油(ガマの耳下腺から分泌される乳白色の液体)は放置すると黒い半透明の個体になる。これは漢方に於いて蟾酥(センソ)と呼ばれる生薬である。 センソは強心性ステロイドを含有し、解毒・消腫・鎮痛・強心の目的で内用及び外用薬として利用されてきた。これをパイプに詰めて吸引すると幻覚を伴う酩酊状態を齎す。センソは劇薬のため入手に難い。ガマの耳下腺をしごけば1匹から1度に1回量は採れるという。しかし、ガマが同じだけの油を分泌するのに2〜4週間を要する。ブホテニンは、コタマゴテングタケやコテングタケと呼ばれるキノコや、ハイチの呪術師が祭事に用いるマメ科植物にも含まれる。

 


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